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上尾市、I様邸で2階の屋根塗装と外壁塗装は上塗が完了しました。大屋根(2階の屋根)はエスケー化研株式会社の溶剤系クールタイトシリコン CLR-145 ブルーブラックで上塗が完了しました。
これは遮熱塗料なので太陽光の反射率が高いため脆くなりやすいスレート瓦等、屋根材のダメージが軽減され建物内部に熱さが溜まりにくい性質が有ります。僅かですが室温を下げてくれるので夏場は助かります。
破風・鼻隠はジョイントの隙間をシーリング(コーキング等で雨水が侵入しない様に塞ぐ事)した後、目荒らしを行いエスケー化研株式会社のクリーンマイルドシリコン 黒色で塗り替えました。艶やかに塗り替えられてとてもきれいです。
目荒らしというのはサンドペーパーやナイロンタワシで表面を擦り、微細な傷を付ける事です。古い塗装面も同様の作業を行って、劣化塗膜を除去します。この場合はケレンと言います。錆落としの作業もケレンと言います。
表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
逆にケレンや目荒らしが不十分だと塗膜剥離が起こり易くなります。手抜き工事等で良く見られる現象です。シーベースではこの工程をきちんと行うために美しく仕上がるだけでなく長持ちするのです。
軒天は隙間を補修して日本ペイント株式会社のケンエースGⅡ 艶消し白色で中塗と上塗が完了しました。施工前は黒ずみが有りましたが真っ白く塗り替えられてお住まい全体が明るくなりました。
外壁は2種類の窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)で単色部分と、意匠サイディングが組み合わされています。
単色部分はシーラーで下塗した後、日本ペイント株式会社のパーフェクトトップ ND-503 白色に近いクリーム色で中塗と上塗が完了しました。
意匠部分は現状デザインを生かす様に同社のUVプロテクトクリア(透明な塗料)で中塗と上塗が完了しました。多少色褪せしていた所も元の色彩が蘇って来ました。2種類の外壁のコントラストがとてもきれいです。
週末からまた台風の影響が有りそうです。しかも3つも発生した内2つから影響を受けそうです。仕方が有りません。安全第一で進めて行きます。
※ 8月3日から昨日5日までの作業内容をまとめました。