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さいたま市浦和区のK様邸で屋根塗装と外壁塗装のための高圧洗浄や下地処理を進めています。
11月29日に高圧洗浄を行いました。高圧洗浄は、きれいにすると言うよりもコケや痛んだ基材や塗膜を高圧の水で剥し落とす事が目的です。しっかりとコケや不良部分を剥離しないと、新しく塗装しても傷んだ部分と一緒に剥がれ易くなるからです。その後乾燥させるために2日空けました。
外壁塗装用の養生は途中まで進捗しました。養生というのは、塗料等が付着してはいけない部分をビニールやテープで被う事です。簡単な様に見えますが、非常に重要な工程です。しっかりと留めないとペンキが染み込んでラインがきれいに出ません。シーベースの塗装が美しく仕上がるのもこの様な事にも丁寧に行っているからです。窓も全て覆うためにかなり圧迫感があり、風通しも悪くなります。暫くの間ご辛抱をお願いします。
屋根にはタスペーサーを設置しました。タスペーサーというのは屋根瓦が上下に重なっている隙間から雨水の排出がされやすい様にするためのポリカーボネート製のクサビ形の部品です。通気もグッと良くなるので下地の材木の腐れも起きにくくなります。
換気フードやシャッターボックスはケレン後に錆止塗装を行い完了しました。ケレンというのはサンドペーパーやナイロンタワシで傷んだ塗装膜や錆びを落としたり微細な傷を付ける事です。表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
逆にケレンが不十分だと塗膜剥離が起こり易くなります。手抜き工事等で良く見られる現象です。シーベースではこの工程をきちんと行うために美しく仕上がるだけでなく長持ちします。
良いスタートを切りました。工事は順調に進んでいます。
※ 11月29日から本日12月3日までの作業内容をまとめました。