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さいたま市見沼区のY様邸でバルコニーのFRP防水工事が完了し、塗装と防水の工程が終了しました。
FRPというのはFiber Reinforced Plasticsの頭文字を取って略したもので繊維強化プラスチックの事です。軽量で成形や施工が簡単なプラスチックに柔軟性の有るガラス繊維等の強化材を混ぜて強化した複合素材の事です。 軽さや剛性、耐候性等の点から浴槽や貯水槽、船等の様々な所で使用されています。
Y様邸ではバルコニーの僅かな歪と下地のケイ酸カルシウム板の変形でFRPが割れてしまい、割れ口が盛り上がっていました。
そこで盛り上がってしまった表面を研磨して平らに除去し、変形したケイ酸カルシウム板を釘で留め直しました。
下地が安定したところでバルコニー床全面にプライマー (接着剤)を塗り、乾くとプラスチックになる樹脂を塗りました。
そこに強化用のガラスメッシュシートを張り、更に樹脂2層目を塗ってガラスメッシュシートを覆います。乾いたところで、FRP防水用のトップコートで仕上げました。
全面的に新しく生まれ変わった床は明るく輝いてとてもきれいです。作業のために吊り上げていたエアコン室外機も元に戻して完了しました。
いよいよ残るは足場の解体です。とても楽しみです。
※ 2月3日と4日の作業内容をまとめました。