さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市浦和区、Kマンションで外壁塗装のための下地補修に着手しました。初日はモルタル外壁、タイル外壁や軒天、腰壁等で検査と、軽微な部分の塗膜落とし、モルタル落としです。
　打診棒で浮きのチェックやひび割れ度合、爆裂箇所の確認を念入りに行い、マーキングをしました。不具合箇所を見過ごす事は出来ません。慎重に検査をします。
　不良塗膜の様な軽微な箇所はカワスキ(金ベラ)で削り落としました。前回の施工が悪く塗膜が基材に接着していない箇所が多数有ります。そのまま塗装してしまうと、古い塗膜から新しい塗膜も一緒に剥がれてしまいます。ですから、きちんと接着不良の塗膜を剥がす必要が有ります。
　膨れが発生している箇所は内部に雨水が回って鉄筋が錆びて膨張したためにコンクリートやモルタルを破壊しています。この様な箇所はハンマーで軽く叩くとボロボロとコンクリートやモルタルが落ちてきます。落ちそうな危険な部分は全て落としてから鉄筋のケレンと錆止め塗装をしてからモルタルで成形します。
　ひび割れや爆裂箇所は明日から器械を使っての斫り作業になります。まず一刻も早くこれらの不具合を直して雨水の侵入を止める事が第一です。