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さいたま市見沼区、S様邸の外壁塗装で樋の塗装、木製面格子の塗装、破風・鼻隠の塗装を行いました。昨日迄に、目荒らしが終わっていたのでスムースに塗装が出来ました。
目荒らしというのは、サンドペーパーやナイロンタワシで表面を擦り、微細な傷を付ける事です。古い塗装面も同様の作業を行って、劣化塗膜を除去します。この場合はケレンと言います。錆落としの作業もケレンと言います。
表面に微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
逆にケレンや目荒らしが不十分だと塗膜剥離が起こり易くなります。手抜き工事等で良く見られる現象です。
シーベスではこの様な隠れた目に見えない作業も丁寧に施工するので美しく仕上がり長持ちするのです。
樋はかなり痛みが激しく破損個所が多数有りましたが、全くその痕跡が分からなくなる位きれいに塗り替えられました。
破風・鼻隠も腐れ部分を削りましたが、ぱっと見ても何処だか分からなくなりました。木製面格子の塗装は大変です。表面はローラーで塗れるのですが、1本1本両サイドや裏面が有るのでかなりの労力です。
樋、木製面格子、破風・鼻隠、共に艶やかに美しく塗り替えられました。痛みの激しかったお住まいが日々きれいに塗り替えられていく姿は見ていて飽きません。完成が楽しみです。