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上尾市のI様から外壁塗装と屋根塗装、防水工事の見積ご依頼を頂きました。大変有難うございました。ネットで弊社を見つけられたとの事で嬉しくなりました。上尾市は弊社から近い地域にも拘らず弊社のお客様は97%がさいたま市内です。上尾市にも力を入れたいと思っていたところです。
早速現状調査に伺いました。静かな住宅地の高級感の有る築21年のお住まいで、初めての塗装工事との事でした。玄関前にはきれいな花が沢山咲いていました。
屋根はスレート瓦で塗膜の劣化が激しく、殆ど撥水力が無くなっていました。外壁は軽量コンクリートですが、塗膜はチョーキングを起こしていました。チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言い、塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事を言います。
これがあまり酷くなると、新しく塗装しても古い塗膜と共に剥がれ易くなってしまいます。
パラペットのシート防水はジョイントの接着が剥離して雨の侵入が見られました。幸い室内への雨漏りは無いそうです。
厄介なのは板金部分です。破風・鼻隠やシャッターBOXには塩化ビニール巻鉄板が使用されているため、経年劣化でこのビニールが破けて捲れ、内部は錆びてしまっている事です。
ハウスメーカーも建材についてもっと知恵を絞って欲しいと思います。この様な部分にこの様な建材を使ってしまうとメンテナンスに多額の費用負担が発生してしまいます。見積書の作成に約10日間頂きたいと思います。宜しくお願いします。