最新の投稿
上尾市のO様邸で屋根塗装と屋根の補修を行いました。まずシーラーで下塗を行いました。シーラーは基材に染み込んで補強をし、微細なひび割れにも染み込んで塞ぎます。また仕上塗料との接着を良くする働きが有ります。先に下塗する事で釘浮補修や瓦のひび割れ補修の際により接着し易くなります。
屋根板金には釘浮が有りましたのでハンマーで打込み、コーキングで釘頭を留めました。こうするともう簡単には釘が浮いて来ません。屋根板金は釘で留められているのですが強風やお住まいの揺れや歪みで徐々に釘が浮いて来ます。釘浮を放置すると雨水が釘を伝って板金内部の貫板に染み込み木を腐らせてしまいます。
屋根のスレート瓦にはひび割れが発生していました。これも同様の原理で起こります。ひび割れを放置すると増々進行し、そこから割れて落下してしまう事も有るので傷が浅いうちにコーキングでヒビを埋めて接着しました。
大屋根(2階の屋根)はエスケー化研株式会社の溶剤系クールタイトシリコン/CLR-110スレートブラックで中塗が完了しました。これは遮熱塗料なので太陽光の反射率が高いため、建物内部に熱さが溜まりにくい性質が有ります。僅かですが室温を下げてくれます。温暖化の影響で年々暑さが増しているので真夏には良いと思います。
※ 10月26日の作業内容を記しました。