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伊奈町、Iビルで外壁塗装の前に行うひび割れ補修やシーリングや屋上の部分防水、鉄部のケレンと錆止め塗装が完了しました。
外壁には7.8カ所の穴やひび割れが有りました。また今は使用していない配管用の受け金具やワイヤーがブラブラとしていたのでこれらは撤去や切断をしました。そのままだと折角塗装しても数年後には汚い錆染みが出てきてしまうためです。
雨もりの原因になっていた窓周りやALC外壁のジョイント部分、外壁と基礎との取合部分等は全てオート化学工業株式会社のオートンサイディングシーラントでシーリングを行いました。
傷んだ塗膜や錆の酷い箇所は全て丁寧にケレン掛けを行いました。ケレンというのはサンドペーパーやナイロンタワシで鉄部の表面を擦り錆を落とす作業の事です。また、古い塗装面も同様の作業を行って劣化塗膜を除去します。
これから先の作業になりますが樋や痛みの少ない箇所は塗装前にナイロンタワシ等で擦り微細な傷を付ける事で塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。これは目荒らしと言います。表面に微細な傷が付くと仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
ケレンや目荒らしが不十分だと塗膜剥離が起こり易くなります。手抜き工事等で良く見られる現象です。シーベースではこの工程をきちんと行うために美しく仕上がるだけでなく長持ちします。
屋上は2か所のドレン (屋上の低くなっている箇所で雨水が集まって排水される入口の所)を交換し、周囲をウレタン防水で補修しトップコートの塗装まで完了しました。また2.3カ所シート防水の接着不良個所が有ったので、これ等は接着し直しました。
これで大きな雨もり原因箇所の補修は完了したのですが、まだまだALC外壁の塗装膜が弱っているためこちらからも雨は侵入しています。
来週からは本格的に塗装工程に入ります。
※ 5月28日から本日30日までの施工内容をまとめました。