さいたま市の塗装と防水専門業者、シーベースです。

　さいたま市南区のN様で屋根塗装と外壁塗装前の養生を行いました。長らく雨で中断していたため通常の倍の人数で工事を進めました。
　屋根は平板スレートで瓦のひび割れ補修や屋根板金の釘浮補修頭留、屋根板金の突き合わせ部分のコーキングが完了しました。
　釘浮を放置するとそこから板金内部の貫板へ雨水が侵入し、徐々に腐ってしまいます。シーベースで塗装工事を行う場合は必ず釘を打ちこみ、再び浮いてこぬ様に釘頭をコーキングで留めます。
　ひび割れはコーキングで接着しました。ただ塗装しただけでは強風に煽られている内に割れて飛ばされてしまいます。屋根板金の突き合わせ部分は雨もりし易い箇所なので必ずコーキングでシーリングを行います。
　その後シーラーで下塗をしました。シーラーは基材に染み込んで補強をし、微細なひび割れにも染み込んで塞ぎます。また仕上塗料との接着を良くする働きが有ります。
　そしてエスケー化研株式会社のクールタイトシリコン　CLR-169スモークブラウンで中塗まで完了しました。
　養生というのは、塗料等が付着してはいけない部分をビニールやテープで被う事です。簡単な様に見えますが、非常に重要な工程です。しっかりと留めないと塗料が着いてはいけない箇所に塗られてしまいます。シーベースの塗装が美しく仕上がるのもこの様な事も丁寧に行っているからです。窓も全て覆うためにかなり圧迫感があり、風通しも悪くなります。ご不便をお掛けして申し訳有りません。暫くの間ご辛抱をお願いします。
　破風・鼻隠はジョイント部分に隙間が有り雨水が侵入していましたが、隙間をシーリング(コーキングで塞ぐ)しました。
　その他、塩化ビニール配管の取付金物の錆が酷かったのでケレンして錆を落とし、溶剤系の錆止め塗装を行いました。
　今週は比較的天気が良さそうなので出来るだけ職人の人数を入れて遅れを取り戻したいと思います。
※ 昨日２４日の作業内容をまとめました。