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2023/3/31 (金)
さいたま市桜区のS様より外壁塗装の見積依頼

さいたま市桜区のS様より外壁塗装の見積依頼    さいたま市桜区のS様より外壁塗装の見積依頼

 

 さいたま市桜区のS様より外壁塗装、コーキングの打替、バルコニー防水トップコートの見積ご依頼を頂きました。大変有難うございました。
 早速現状調査に伺いました。住宅街の中に立つ築20年のお住まいで初めての塗装工事です。屋根は少し前にガルバリウム鋼板で葺替が済んでいました。
 破風・鼻隠はセメント板でジョイント部分に隙間が見られました。ケイ酸カルシウム板の軒天からは湿気が抜け出ようとしてかなり黒ずみが見られました。
 外壁は2種類の窯業系サイディング(セメントと繊維質、混和材を主原料にして練り、板状に圧縮形成した物)で、単色部分はかなりチョーキングとひび割れが進んでいました。
 チョーキングというのは白亜化(はくあか)とも言い、塗装表面が紫外線や熱、雨、風等で塗膜が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)の様な粉状になる事、つまり塗膜が死んでしまい雨を弾かなくなっている状態の事を言います。これがあまり酷くなると、塗装しても表面の粉状の物と一緒に剥がれ易くなるため長持ちしなくなってしまいます。反りや割れも見られました。また雨水の侵入と乾燥を繰り返していると元の粉に戻ってしまいやがてボロボロになってしまうので定期的な塗装は欠かせません。もう1つは模様の有る意匠サイディングでした。
 外壁のジョイントコーキングはほぼ全滅状態でひび割れや穴あきが目立ちました。窓周りのコーキングも充填量が少なく雨が侵入している模様です。
 バルコニーのFRP(繊維強化プラスチック)防水床は隅々までチェックしましたが基材に問題は無かったのですが、トップコートは大分痛みが見受けられました。樋は劣化して変色しジョイント部分から雨漏りが見られました。
 シャッターボックスや霧除、水切等の鉄部も表面の塗装膜の劣化が進み変色していました。
 見積書の作成に1週間前後頂きたいと思います。宜しくお願いします。