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外壁塗装と屋根塗装工事中のさいたま市浦和区、T様邸で雨戸やフードの塗装を行いました。
今朝もとても寒い朝になりました。塗装対象の温度が低過ぎると、塗料の吸着が悪くなり、結果として長持ちしなくなります。気温が上がって来るまでは塗装以外の作業をメインに行いました。
雨戸は前回からの続きでケレンから始まりました。ケレンというのはサンドペーパーやナイロンタワシで表面を擦り、劣化した塗膜を除去するとともに微細な傷を付ける事です。劣化した塗膜が残っているとその上に折角新しい塗膜を造っても弱った塗膜から剥がれてしまうのできちんと行う必要が有ります。また微細な傷が付くと塗膜と基材の接触面積が大きくなり、塗料の吸着力が良くなって結果的に塗装が長持ちします。仕上がりも滑らかに美しく塗り替えられます。
今回は現状の状態が塗膜剥離を起こしているため、ケレン掛けをすると粉の様に細かい粒子が舞います。落ちた不良塗膜の清掃もかなりの手間になりそうです。
ケレンの後は錆止塗装を行いました。その名の通り錆の発生を防ぐ目的で塗るのですが、仕上塗料との接着も良くなります。
雨戸は一般的に、茶色、黒色、白色が多いのですが、今回はお客様のご希望で外壁色と同じ黄色の強いクリーム色になりました。外壁と一体感が有ります。とても滑らかにきれいに塗りかえられました。
その他、換気フードと勝手口の錆止塗装まで進捗しました。